「自動運航船の時代に」…「スマート造船所」構築が進む韓国造船業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.14 16:24
韓国の造船業界がスマート造船所の構築および先端船舶の開発に余念がない。5G(世代)移動通信・人工知能(AI)などで安全性と効率を高め、不況も乗り越えるという計画だ。
現代重工業は独自開発した「HiMSENエンジン」にAI、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)などを取り入れ、従来より燃料費を10%以上削減する船舶運転最適化システムを導入したと13日、明らかにした。運航する船の資機材稼働情報をリアルタイムで確認し、最も経済的な運転をサポートする知能型船舶機資材管理ソリューションが核心だ。この管理ソリューションを通じて蓄積された船舶内の発電エンジンのビッグデータとリアルタイム情報をAIが分析した後、最適な燃料費削減案を見つけて運航中の船舶に命令する。