太永浩氏「北、『金正恩誕生日』利用して悪ふざけされたと考えた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.14 09:25
太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮大使館公使が「金正恩(キム・ジョンウン)としては自分の誕生日を利用して米国であれ韓国であれ悪ふざけをしていると考えて怒ったもの」という観測を出した。
金桂冠(キム・ゲグァン)外務省顧問が11日に発表した談話に対する分析だ。この談話を通じて北朝鮮は青瓦台(チョンワデ、大統領府)がトランプ米大統領の金正恩委員長誕生日の祝賀メッセージを代わりに北に伝えたと明らかにしたことについて、「南朝鮮(韓国)が差し出がましく騒いでいる」と非難した。
太元公使は自身のブログ「南北同行フォーラム」に12日に上げた文で、金顧問が談話で使った単語を羅列し、「トップ外交官の口から出てはならない表現」と評価した。その上で北朝鮮が激しく反応した理由を知るには北朝鮮の内部構造を見なければならないと指摘した。