北朝鮮「前のめり」非難2日後…青瓦台「守ることは守ろう」遺憾表明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.14 07:07
韓国政府がドナルド・トランプ米大統領の北朝鮮へのメッセージを伝達したことに対して「前のめり」「分不相応なこと」などの表現で非難した11日金桂冠(キム・ゲグァン)外務省第1次官の談話に対して2日後である13日、遺憾を表明した。
統一部のイ・サンミン報道官はこの日、定例ブリーフィングで金次官の談話に対する立場を聞く質問に「別に言及する内容がない」としつつも「ただし、南北関係の発展と韓半島(朝鮮半島)の平和定着のためには南北が相手を尊重しながら、お互いに守るべきことは守っていく努力をすべきだろう」と明らかにした。
韓国政府はその間、北朝鮮の韓国向けの非難談話に立場表明を控えてきた。しかし、今回の談話が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を狙って行き過ぎた表現で非難すると迂回的に遺憾を表明したとみられる。