サムスン電子「俳優チュ・ジンモさんのハッキング被害…自社クラウドの問題ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.10 16:28
俳優チュ・ジンモさんなど一部の芸能人の携帯電話がハッキングされて警察が捜査に入った中、サムスン電子が「サムスンのクラウドサービスがハッキングされたのではない」という立場を明らかにした。
サムスン電子は9日、コミュニティー「サムスンメンバーズ」の公示事項を通じて「サムスンのギャラクシーフォンまたはサムスンクラウドサービスがハッキングされたのではなく、一部ユーザーのアカウントが外部に流出した後、盗用されて発生したと推定される」と明らかにした。続いて「サムスンクラウドに保存された個人情報は、ID、パスワードが露出していなければ個人情報保護方針に基づき安全に管理されている」とし「当社は善意の被害者が発生しないようすでに措置を取ったが、より安全かつ便利に使用できるよう二重セキュリティー設定などセキュリティー強化措置を取ることを勧める」と伝えた。
チュ・ジンモさんは7日、携帯電話がハッキングされて文字メッセージなど個人情報がオンライン上に流出する被害が生じたと明らかにした。10日午前にはオンラインコミュニティーなどで「チュ・ジンモ・カカオトーク」という長文のカカオトークメッセージが広まった。この対話相手として別の俳優の名前が挙がって2次被害の懸念が出てくるなど波紋が広がっている。