北ミサイル迎撃するパトリオット、青瓦台近くへの配備完了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.08 09:28
最近青瓦台(チョンワデ、大統領府)近くでパトリオットミサイル(PAC)砲台が運用され始めたことが確認された。北朝鮮が昨年相次いで公開した短距離弾道ミサイルなどを低高度で迎撃するための用途だ。
韓国軍当局が7日に明らかにしたところによると、韓国空軍は今年に入りソウル鍾路区(チョンノグ)の北岳山(プガクサン)にPAC砲台を配置した。もともと慶尚北道(キョンサンブクド)地域に配備されていた砲台が首都圏に前進配備したものだ。韓国政府関係者は「2017年に決定されたパトリオットの江北圏配備計画にともなう施行手続き」と説明した。北岳山には従来型パトリオットであるPAC-2と改良型であるPAC-3がともに配備されたという。PAC-2は標的の近くで爆発して破片を通じ迎撃し、PAC-3は弾道ミサイルに直接当たって迎撃する違いがある。