米国の圧迫に「小型ドローンだけでも…」 無人戦闘機カード取り出した日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.08 07:11
有人機か、無人機か。日本が次世代戦闘機の開発方向をめぐり深い苦悶に陥った。米国、ロシア、中国、欧州問わず、どの国も無人戦闘機(UCAV)の開発に方向を定めたが、日本だけ出遅れてもいいのかという心配だ。結局、日本政府も2030年ごろに退役が始まるF2後継機の開発事業で無人機カードに手をかけている。
7日、毎日新聞によると、防衛省はF2後継機を日本主導の有人機として開発するという既存の方針を維持しながらも、一方で無人機の要素を組み合わせる方案を検討している。防衛省が2016年8月に発表した「将来無人装備に関する研究開発ビジョン」によると、空中で他の無人機をコントロールしたり、無人小型機を「子機」として搭載したりする構想だ。一種のハイブリッド方式といえる。
日本を刺激したのは米国だ。同紙は2018年末ごろ、米国防総省側が防衛省とのやりとりの中で「今さら有人機を造るのか。そんなカネと時間があるなら無人機を考えるべきだ」と圧迫したという。実際、米国は統合戦闘機(Joint Strike Fighter、JSF)として開発されたF35を最後に、これ以上有人戦闘機の開発は行わない方針だ。