安倍首相の公言通り…「航空自衛隊」が「航空宇宙自衛隊」に変更予定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.06 08:24
日本政府が「航空自衛隊」の名称を「航空宇宙自衛隊」に変更する予定だと、読売新聞が5日報じた。
同紙は「中国やロシアが人工衛星を攻撃する兵器を開発するなど、宇宙利用に対する脅威が高まっているため」とし「宇宙空間も防衛領域であることを明確にし、防衛力や抑止力を強化する狙いがある」と分析した。早ければ2021年度に改称される見通しだ。陸上・海上・航空自衛隊が1954年に創設されて以来、自衛隊の名称変更は今回が初めてという。
日本政府は2020年秋の臨時国会に自衛隊法と防衛省設置法など関連法改正案を提出する予定だ。航空自衛隊の任務に高度100キロ以上の「宇宙」の概念を追加するのが骨子だ。同紙は「空自の定員は現在、約4万7000人。従来の空自の任務は警戒監視活動の無人化を図るなどして現在の7割の人員でこなせるようにし、残る3割を宇宙などの新たな任務に充てる」と伝えた。