米国・イランの戦雲…韓国、ホルムズ派兵のジレンマ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.06 07:32
米国がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害したことによって中東に戦雲が漂っている。
商船保護のためにホルムズ海峡の「有志連合」に参加する方針を内部的に固めていた韓国政府にも影響している。政府当局者は5日、記者会見でホルムズ海峡に海軍を送る問題について「韓国行き原油の70%以上が通過するホルムズ海峡で航行の自由を守るための国際社会の努力に寄与するという原則には変わりがない」としつつも「具体的な寄与案については検討段階であり、決定されたのがない」と答えた。
当初、韓国政府は昨年12月ホルムズ派兵を内部的に決めた後、来月初め清海(チョンヘ)部隊第30陣である「姜邯賛(カン・ガムチャン)」と任務を交代する清海部隊第31陣「王建(ワンゴン)」の作戦区域をアデン湾からホルムズ海峡に変更して投じる腹案を準備していた。「王建」の部隊員には作戦地域が任務中に変更される可能性があると内部的に公示した。