「襲撃」に中東に目を向けた米国…「北、関心を引こうと挑発の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.03 14:21
エスパー米国防長官が「先制行動(preemptive action)」に言及し、イランに強く警告した。2日(現地時間)に米国防総省で記者らと会った場でだ。
エスパー長官はこの日、「イランは米国と中東地域で米国の利益に対する追加攻撃を計画するとみられる」とし「我々は米軍と米国市民の生命を守るために先制行動をとるだろう」と述べた。続いて「ゲームが変わった。我々は中東に駐留する兵力と米国の利益、友好国を守るのに必要なことをする準備ができている」と話した。
先制行動は相手が挑発や軍事作戦の兆候を見せる場合、先手を打つことを意味する。米国がイランの攻撃を黙って受けることはないという意志を明らかにしたのだ。米国がイラクの親イラン民兵隊基地を爆撃し、これに対抗して親イランデモ隊がイラクの米国大使館を襲撃して高まった中東危機がさらに深刻化する兆候だ。