韓経:ゴーン氏脱出で日本「国際的恥さらし」…出国ルートの捜査が後手に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.03 08:41
ルノー・日産・三菱アライアンス前会長のカルロス・ゴーン被告の脱出で日本のずさんな出入国管理運営の実状が如実に現れた。ゴーン氏が脱出の動機として「反人権的な日本の司法制度」を取り上げながら、日本の捜査・司法制度に対する国際社会の批判的関心も高まっている。さまざまな面で国際的「恥さらし」を受けた日本司法当局はようやくゴーン氏の脱出ルートの捜査に乗り出した。
2日、読売新聞など日本メディアによると、日本の検察と警察はゴーン氏の不法出国に関連した捜査に着手した。東京地検はこの日午後、東京港区にあるゴーン氏の住居地を出入国管理法違反容疑で家宅捜索に入った。
日本の検察・警察は、ゴーン氏の具体的な逃亡経緯を把握するためにゴーン氏の自宅周辺の防犯カメラ(CCTV)の映像分析を始めた。ゴーン氏の自宅周辺の人々および車両の往来もチェックしている。「楽器ケースに隠れて自宅から脱出した」というレバノンメディアの報道内容も集中的に確認中だという。