4年前の「慰安婦合意」、法的効力ない
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.12.28 11:02
「2015年の慰安婦合意は政治的な合意であり、慰安婦被害者の法的地位に影響を及ぼすとみることはできない」。
27日、韓国憲法裁判所は韓日慰安婦合意は違憲審判の対象ではないと判断した。姜日出(カン・イルチュル)さんら被害者29人と遺族など12人が「韓日慰安婦合意発表が違憲であることを確認してほしい」と訴えてから3年9カ月後、憲法裁は裁判官全員一致の意見で請求を却下した。却下は訴訟の要件を満たさず本案自体を判断する必要がない場合に下す決定だ。