青瓦台NSC「韓中、韓日首脳会談の結実ために協力強化しなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.27 07:20
韓国青瓦台(チョンワデ、大統領府)は26日午後、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中(23~24日)を契機に行われた韓中、韓日首脳会議の後続対策について協議した。
NSCはこの日の常任委員会を終えた後に発表した報道資料を通じて「今回合意した事項が具体的に実を結ぶように日中両国との協力を強化していくことにした」と明らかにした。
文大統領は中国四川省成都で開かれた第8回韓日中首脳会議を契機に、中国の習近平国家主席と李克強首相、日本の安倍晋三首相とそれぞれ首脳会談を行った。この時、3国首脳は3国の利害に一致する韓半島(朝鮮半島)の平和のためには、対話が唯一の解決法であることを再確認し、対話に向けて共同で取り組んでいくことにした。特に、韓日首脳会談で両首脳は対話が重要であるとの認識を共にし、日本の輸出規制や強制徴用賠償などの葛藤イシューについて対話で糸口を探っていくことで合意した。