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中国の韓流制限、いよいよ緩和か…「BTS公演を待ち焦がれている」現地報道

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.25 15:41
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中国内で「限韓令(韓流規制令)」解除に対する期待が高まっている。中国英字新聞「グローバルタイムズ(Global Times)」は25日3面に「中韓関係の回復が市場にK-POPスターに対する希望をもたらしている」という記事を掲載した。同紙のホームページには防弾少年団(BTS)の写真も掲載された。

同紙は中国のファンがより多くのK-POPアイドルが中国に来て公演をして、さまざまな行事に参加してくれることを首を長くして待っていると報じた。韓中関係が冷え込むきっかけとなった高高度ミサイル防衛体系(THAAD)配備の葛藤から3年を経て両国関係に薫風が吹きながら現れた風だということだ。

 
たとえ中国ファンの口を借りる形を取ってはいても、中国メディアが「K-POPスターを待ち焦がれている」のような表現を使ったことは最近見られなかった現象で、THAAD葛藤から3年を経て、韓流の中国進出がようやく許可されるのではないかとの期待が広がっている。

同紙は文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習近平国家主席が23日に北京で会談し、韓中間戦略的協力パートナー関係の深化を強調し、専門家はこれを両国がTHAAD紛争から脱する信号として受け止めていると説明した。

中国のK-POPファンが韓中関係の回復から希望を見出し、今月3日には韓国の有名歌手でありSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバーであるキム・ヒチョルと女優イム・ユナが上海ファッションショーに出席したことがあると同紙は紹介した。

このほかにも、K-POPボーイズグループのGOT7(ガットセブン)が先週日曜日、山東省青島で中国ファンとファンミーティングを行った。同紙はまた「GOT7のファンミーティングを見て、私はBTSの中国公演が一日も早く開催されることを願う」という、北京から来たファンの声を伝えたりもした。

このファンはBTSが以前は中国公演を頻繁に開いていたが、THAAD紛争が発生した後は来なくなり、中国内の最後の公演は2016年7月5日の江蘇省南京でだったとした。

同紙はまた、韓国メディアの報道だとしながら、K-POPアイドルは現在、中国内では1万人以上の観客が集まる場所で公演が許可されていないと説明した。同紙はしかし、2020年には中国で一部の韓国俳優・女優を見ることができるだろうとしている。

中国芸能ニュースを扱うメディアなどによると、THAAD紛争以降、影響を受けていた韓国俳優イ・ジョンソクやクリスタルらが出演するドラマが来年に中国内で放送される見通しだという。

対外的にメッセージを伝えることに注力している英字紙グローバルタイムズの報道を見る時、来年春と予想される習近平主席の訪韓を控え、中国当局が徐々に韓流規制を緩和する措置に入るのではないかとの期待が広がっている。

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