法学者出身の限界か…チョ・グク前法務長官を墜落させた「3つの悲劇」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.25 11:37
今年のクリスマスはソウル大法学専門大学院(ロースクール)教授のチョ・グク前法務部長官(54)には「生涯最悪のクリスマス」になりそうだ。26日に拘束前の容疑者尋問(令状実質審査)が終わり、拘束されるかどうかが決まるからだ。チョ前長官の容疑は民情首席秘書官として在職していた2017年8月、当時の柳在洙(ユ・ジェス)金融委員会局長(55)に対する不正監察もみ消しだ。実質審査の最大変数は検察の対応の強度となる。元検察総長のA弁護士は「東部地検の指揮部と電話をしたところ『東部地検指揮部と捜査検事は誰の肩を持つかどうかの問題でなく、ただ真実究明とそれに基づく依法処理が目標だ。したがって淡々としている』と話していた」と捜査チームの雰囲気を伝えた。
ソウル大ロースクール教授身分の進歩法学者から文在寅(ムン・ジェイン)政権の初代民情首席秘書官となり、「1カ月の法務長官」を経て職権乱用容疑で墜落した原因を分析した。結論は「アマチュアリズムがもたらした悲劇」だ。