韓経:高齢化が呼ぶ「縮小志向・韓国」…「自動車販売は10年後30%減」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.24 09:11
先月、30年以上通った会社を離れたファン・ジンギュさん(60)。独身のファンさんは引退を控えて自動車を売った。これまでの貯金と年金受領額を勘案すると、毎年200万-300万ウォンかかる自動車維持費(保険+税金+燃料費)が負担になったためだ。引退後、ファンさんの生活は質素になった。ユーチューブの瞑想チャンネルで一日を始める。食事は簡単に解決する。ゴルフクラブは倉庫に入れた。代わりに登山用の杖を取り出した。お金がかかる大型の家電製品や家具は故障するまで使うことにした。
少子高齢化と人口減少は必然的に「縮小志向社会」を呼ぶ。働く人が減り被扶養人口は増える構造であるからだ。「内需市場で成長する分野は医療とシルバー産業だけ」という見方が出てくる背景だ。
◆縮小志向で直撃弾を受けるテレビ・自動車