日本「福島原発汚染水、海洋放出・水蒸気放出」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.24 07:07
日本政府が福島第1原発汚染処理水を海や大気に放出する方針を事実上確定した。日本経済産業省は23日、専門家小委員会を開いてこのようなとりまとめ案を発表した。これは韓国政府が強く反対してきた方式で、日本政府が強行するかどうかによって韓日外交葛藤がさらに深まる可能性があるという懸念の声が高まっている。
この日、日本経済新聞などによると、日本政府は汚染水を2つの方法で処分する計画だ。現在の原発汚染水を浄化した後、タンクに保存されている「汚染処理水」を薄めて海に流し、加熱して水蒸気の形で大気中に放出するということだ。ただし、小委員会は「放出時期や期間は政府が責任を持って決定すべきだ」と提示した。当初、小委員会は▼電気分解による「水素放出」▼約20メートルの地下に埋設▼約2500メートル下の地層に注入--なども検討してきたが、前例がないうえに「規制、技術、時間的に課題が多い」という理由で最終案からは排除した。