<韓中首脳会談>文大統領、限韓令に沈黙…習近平は「THAAD解決を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.24 06:48
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席が23日、中国北京で首脳会談を行い、北朝鮮の非核化に関連し、米朝対話は継続されるべきだとの認識で一致した。だが、習主席は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備に関連して韓国を再度圧迫した。
この日午前、北京人民大会堂で開かれた会談で、習主席は「韓半島(朝鮮半島)の緊張状況を心配している人が多い。中韓は、米朝が対話のモメンタムを継続させていけるよう協力していかなくてはならない」と話したと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官が会談後、成都に向かう機内で伝えた。「クリスマスプレゼント」発言など、北朝鮮の対米挑発の可能性が高まっている状況に対する言及と思われる。これに対し、文大統領も「米朝間の対話モメンタムを維持していくことが何より重要だ」と呼応した。両首脳は今年6月の大阪主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)以来、この日6カ月ぶりに会った。