米中1段階合意の効果長続きしない…「KOSPI、来年4-6月期から調整局面」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.17 09:50
先週米中貿易交渉1段階合意のニュースにKOSPIが1%以上上がった。だが依然として不確実性が散在しており、来年の韓国証券市場は甘くないだろうという見通しが出てきている。
キウム証券のソ・サンヨン研究員は16日、「景気鈍化への懸念と米中2段階交渉の不確実性から韓国証券市場は来年1-3月期をピークに下落するだろう」と分析した。1段階合意でグローバル心理指標が改善された点は短期的に韓国証券市場に好材料だが米中交渉の不確実性が再び浮上する来年4-6月期以降から韓国証券市場が調整に入るだろうという話だ。
ソ研究員は1段階合意内容を見ても米国の対中関税撤回は市場の期待ほど熱くないと説明した。彼は「昨年課された2500億ドル規模の中国商品に対する25%の関税率が維持され、9月に課された1200億ドル相当に対する15%の関税を7.5%に下げるのにとどまった」と強調した。全般的に双方が難しい問題を先送りする程度にとどまり、今後中国が米国製品購入などを控える場合、米国がすぐに関税を課す余地が非常に高いという点で不確実性が残っているということだ。