韓国国防部の傘下機関「北が多弾頭ICBM開発の可能性」…初めて言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.16 15:48
韓国国防部傘下の韓国国防研究院(KIDA)が北朝鮮の多弾頭大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発の可能性に言及した。政府の軍関連機関が北朝鮮ICBMの多弾頭化に言及したのは今回が初めて。
KIDAは13日に出した報告書「2020国防政策環境展望および課題」で「北の国防・軍事政策は米朝非核化交渉の結果しだいで大きな差が表れるとみられる」とし「米朝非核化交渉が決裂する場合、北の当局が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や多弾頭ICBMの開発に向けた努力を見せる可能性がある」と明らかにした。米朝非核化交渉が望む方向に進まない場合、北朝鮮が米国の軍事的圧力を牽制するために対米報復能力を着実に増強するということだ。