【リセットコリア】非核化失敗に備えた危機対応策作りが至急だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.16 10:08
韓半島(朝鮮半島)の核時計が2年前の危機に回帰している。北朝鮮が7日に東倉里(トンチャンリ)で「非常に重大な試験」を断行し、トランプ米大統領は「あらゆるものを失うことになりかねない」と警告を出し、北朝鮮外務省は「これ以上失うものはない」として反発した。北朝鮮が宣言した「年末期限」が近づくにつれ労働党中央委員会が発表する「新しい道」に関心が集まっている。
事実2年間進められたきらびやかな米朝首脳外交は失敗するほかなかった。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はトランプ大統領は違うという幻想を持って、トランプ大統領は北朝鮮の言及が何を意味するのかさえ理解できず2018年のシンガポール共同声明に署名した。
だがトップダウンで急かしたにもかかわらず、その後8カ月間の実務会談で現れたのは依然として旧パラダイムと過去の立場だった。双方はロードマップどころか基礎的な非核化と平和体制の概念さえ共有できなかった。2月のハノイでのノーディールと幻滅は必然的帰結だった。