【社説】駐韓米国大使斬首集会とは何事か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.13 16:50
親北・反米・左派指向団体がソウル光化門(クァンファムン)でハリー・ハリス駐韓米国大使「斬首コンテスト」を予告して衝撃的だ。2017年11月ドナルド・トランプ米国大統領訪韓当時の火あぶり式も論争になったが、斬首パフォーマンスはさらに刺激的だ。米朝衝突の懸念の中で安保環境が緊迫した状態で動いているこの局面に、そうでなくても不安定な韓米同盟に葛藤と分裂をあおる行動は非常に不適切で嘆かわしい。
今回の集会は「内政干渉総督の振る舞い」としながらハリス大使を批判してきた国民主権連帯と青年党が主導している。国民主権連帯は今月9日、フェイスブックにハリス大使の顔写真と共に13日午後4時に駐韓米国大使館前で「ハリス斬首コンテスト」を開くという内容のポスターを掲載した。バラエティ番組に現れた「ネックスライス」(首を手刀打ちする)動作をハリス大使の首に加える挿絵も掲載された。論争が巻き起こると公募展ポスターをフェイスブックから削除したが、今もハリス大使を辛らつに批判したコメントを掲示している。