韓経:SKハイニックス、「ファウンドリー万里の長城」に挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.13 14:46
SKハイニックスが中国ファウンドリー(半導体受託生産)工場を竣工する。「半導体崛起」を宣言した中国政府の大規模な投資で現地中低価格ファウンドリー市場は拡大すると予想される。ファウンドリーは半導体設計専門会社(ファブレス)が注文した製品を製造・供給する事業。台湾のTSMCとサムスン電子が世界市場を主導している。産業界ではSKハイニックスがメモリー半導体に偏った事業構造を改善するための「ディープチェンジ(根本的な変化)」に入ったという評価が出ている。
◆無錫市も3億5000万ドル出資
関連業界によると、SKハイニックスの子会社のSKハイニックスシステムアイシーは来年1-3月期、中国無錫にファウンドリー工場を竣工する計画だ。システムアイシーはSKハイニックスから2017年7月に分社したファウンドリー専門会社。同社は中国進出のために昨年7月、無錫市の投資会社WIDGと合弁会社を設立した。出資比率はシステムアイシー50.1%、WIDG49.9%。システムアイシーがファウンドリー装備など有形無形資産を投資し、WIDGは3億5000万ドル(約394億円)を現金出資した。