北朝鮮、クリスマス前に不審な動き…米国、新型中距離ミサイル試験発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.13 13:52
北朝鮮が予告したクリスマス挑発が近づく中、米国の対応が速くなっている。新型中距離ミサイルを試験発射し、特殊偵察機を次々と送り込んでいる。
米国防総省は13日、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地でミサイル試験発射をしたと明らかにした。このミサイルは韓国時間の13日午前1時30分に発射され、500キロ飛行して太平洋の公海に落ちた。米国防総省側はこの日の試験結果を今後の中距離ミサイル開発に活用すると伝えた。また、核弾頭でなく従来型の弾頭を搭載するミサイルとして設計したと強調しながらも、ミサイルの最大射程距離については閉口した。
AP通信など米国メディアは8月、米国が中距離核戦力全廃条(INF)から公式脱退した後、中距離弾道ミサイル(IRBM、射程距離3000-5000キロ)開発が着々と進行中という事実をロシアと中国に知らせる意図があると分析した。21世紀軍事研究所のリュ・ソンヨプ専門研究委員はこの日、中央日報に「米国が北にクリスマス挑発は夢も見るなという警告を送るという意味もある」と分析した。