ＬＧエレクトロニクスがデュアルスクリーンフォンである「Ｇ８Ｘ　ＴｈｉｎＱ（韓国内名：Ｖ５０Ｓ　ＴｈｉｎＱ）」で日本のプレミアムスマートフォン市場を攻略する。ＬＧエレクトロニクスは８日「日本で移動通信社ソフトバンクを通じてＧ８Ｘ　ＴｈｉｎＱを発売した」として「ソフトバンク店舗と電子製品量販店など約５０００店で販売される予定」と明らかにした。

ＬＧエレクトロニクスのＧ８Ｘ　ＴｈｉｎＱは２画面ということから日本でも好評を得ている。ＬＧエレクトロニクスは「２画面を同時に活用するデュアルディスプレイはマルチタスキングに最適化されたアクセサリー」として「一画面で中継映像を見ながら、他の画面で選手の情報を検索してメッセンジャーで友達と連絡をやりとりすることができる」と話した。

コンテンツ事業者もマルチタスキングで利用できるコンテンツを開発中だ。例えば、ソフトバンクが発売したバスケット試合の生中継アプリ「バスケットＬｉｖｅ」は顧客に多様な角度で撮影した競技映像を提供する。また、ユーザーが中継放送を見ると同時に選手の個人成績を比較できるサービスも提供する。今年初め、韓国の移動通信社が提供したプロ野球の生中継サービスと類似している。

来年初めに商用化する日本の５Ｇ市場でもＧ８　ＴｈｉｎＱの競争力が十分だというのがＬＧエレクトロニクスの判断だ。来年初めに５Ｇがサービスされる場合、日本の５Ｇフォン市場ではＬＧのＧ８Ｘ　ＴｈｉｎＱ、サムスン電子のギャラクシーＳ１０　５Ｇとソニーの５Ｇスマホなど３～４つのモデルが競争するものとみられる。ＬＧエレクトロニクスは「コスパと実用性の面で競争する価値はある」と話した。