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北朝鮮、永久廃棄を約束した東倉里でICBMエンジン試験か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.09 08:19
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北朝鮮国防科学院の報道官が8日、「7日午後、西海(ソヘ、黄海)衛星発射場〔鉄山郡東倉里(チョルサングン・トンチャンリ)長距離ミサイル発射場〕で行った」という「非常に重大な試験(実験)」とは何か。ひとまず長距離ロケットやミサイルの試験発射ではなさそうだ。軍関係者は「7日、北朝鮮上空で捉えられた飛翔体はなかった」と伝えた。人工衛星打ち上げのためのロケットエンジン燃焼試験を行った可能性が高い。

東倉里ミサイル発射場にはロケット発射台とロケットエンジン試験施設がある。韓国科学技術政策研究院のイ・チュングン上級研究委員は「東倉里発射場は液体エンジンの試験を行う垂直エンジン試験施設だけを備えている」とし「北朝鮮が宇宙の平和的利用という表現をいつも使っている点から、人工衛星打ち上げのための新しいロケット(ミサイル)を公開する可能性が高い」と話した。

 
◆軍当局「7日、北朝鮮上空に飛翔体なかった」

北朝鮮が2017年に開発した液体エンジン「白頭山(ペクドゥサン)エンジン」数本を束ねた後、これを燃焼させる試験を行った可能性が提起されている。白頭山エンジンは大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14型」と「火星15型」の主エンジンだ。白頭山エンジンの原形はロシアの液体エンジン「RD-250」だが、RD-250の改良型の中にはツィクロン衛星発射用ロケットエンジンがある。

航空大学航空宇宙・機械学部の張泳根(チャン・ヨングン)教授は「400~500キログラムの衛星を宇宙に打ち上げるには320トン程度の推進力が必要だ」とし「白頭山エンジン1本の推進力が80トンなので、少なくとも4本をクラスタリング(いくつかのエンジンを束ねて大きな推進力を得る技術)したものとみられる」と説明した。

反面、慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のキム・ドンヨプ教授は「北朝鮮は今回ICBM用の固体燃料エンジンの燃焼試験を行った可能性がある」と話した。

北朝鮮自ら東倉里ミサイル発射場を稼動した事実を公開しながら、韓国と米国に約束した非核化先制措置に逆行しているとの指摘がある。昨年4月、第1回米朝首脳会談直後、ドナルド・トランプ米国大統領は「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がミサイルエンジン試験場(東倉里ミサイル発射場)閉鎖を口頭約束した」と話した。

また、昨年9月の平壌(ピョンヤン)共同宣言で南北は「東倉里エンジン試験場とミサイル発射台を関係国の専門家らの参観下でまず永久廃棄」に合意した。米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」は昨年7月23日、東倉里ミサイル発射場の施設を解体する姿を衛星写真で確認した。

このような中、今年2月に第2回米朝首脳会談が決裂した後、異常兆候が見つかり始めた。3月6日、38ノースは北朝鮮が東倉里ミサイル発射場を急ピッチで再建していると報じた。先月末、匿名を求めた高位当局者は「東倉里ミサイル発射場で、最近、車両と装備の動きが増えた」と話した。CNNは今月5日、東倉里ミサイル発射場の前に大型コンテナがある衛星写真を放送した。

北朝鮮国防科学院報道官が「試験の結果は遠からず(北朝鮮の)戦略的地位をもう一度変化させるにあたり、重要な作用をすることになるだろう」とした点も注目される。北朝鮮は2017年3月、新型エンジンの燃焼実験とその後に続いた火星14・15型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した後、「戦略的地位」が変化したと明らかにした。核弾頭運搬可能なミサイルの開発で、核兵器の開発に成功したという主張だった。

金委員長は今年4月12日、最高人民会議施政演説で「年末までに米国が新たな算法を持って出てくることを忍耐心で待つ」と話した。特に「年末期限」まであと2カ月余りとなった10月13日、白頭山(ペクドゥサン)に登って「大胆な構想」をしたと北朝鮮メディアが伝えた。今月3日にも白頭山に登った。白頭山は金委員長が重大な情勢変化を控える時に訪れる「決心」の場所だ。このため彼の相次ぐ白頭山詣でが韓半島(朝鮮半島)に尋常ではない状況を予告する「パフォーマンス」という分析も出ている。前職政府高位当局者は「金委員長は2013年12月と2017年12月、白頭山に登った後、それぞれ叔母の夫〔張成沢(チャン・ソンテク)〕を処刑し、昨年は平和攻勢を決心した」とし「米朝実務交渉が中断された中で、軍指揮官を連れて白頭山に登ったことは米国と『決戦』を覚悟する一種のデモ」と分析した。米国に変化を注文したが受け入れられないと「強対強」の構図を選んだということだ。

◆米朝対話識者、東倉里再稼働の兆候が明確

北朝鮮は2021年までの国家宇宙開発5カ年計画を立てたが、昨年末、中国などから技術を輸入して新型人工衛星を準備したが打ち上げはしなかった。人工衛星に使われる多段階ロケットはすぐにでもICBMに転用することができる。

また、火星15型のようなICBMの実距離射撃に出る可能性もある。北朝鮮は2017年11月29日に火星15型を発射させた時、最高高度を4475キロまで上げながらも距離950キロに「調節」する高角発射を行った。通常、ミサイル射程距離は最高高度の2~3倍である点を勘案すると、火星15型は1万キロ以上飛ぶものと推定される。実際の射程距離発射で米国を打撃する能力をアピールすることができるということだ。

同時に北朝鮮が(準)戦時事態の雰囲気づくりを通じて対内外に軍事的緊張を高める可能性も提起されている。金委員長が今月3日に白頭山に登った時、軍種司令官および各軍団長を同行させた点がこのような観測を裏付けている。

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