北朝鮮、永久廃棄を約束した東倉里でICBMエンジン試験か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.09 08:19
北朝鮮国防科学院の報道官が8日、「7日午後、西海(ソヘ、黄海)衛星発射場〔鉄山郡東倉里(チョルサングン・トンチャンリ)長距離ミサイル発射場〕で行った」という「非常に重大な試験(実験)」とは何か。ひとまず長距離ロケットやミサイルの試験発射ではなさそうだ。軍関係者は「7日、北朝鮮上空で捉えられた飛翔体はなかった」と伝えた。人工衛星打ち上げのためのロケットエンジン燃焼試験を行った可能性が高い。
東倉里ミサイル発射場にはロケット発射台とロケットエンジン試験施設がある。韓国科学技術政策研究院のイ・チュングン上級研究委員は「東倉里発射場は液体エンジンの試験を行う垂直エンジン試験施設だけを備えている」とし「北朝鮮が宇宙の平和的利用という表現をいつも使っている点から、人工衛星打ち上げのための新しいロケット(ミサイル)を公開する可能性が高い」と話した。