韓日に最も近い中国の自由貿易試験地区・煙台に海外メディアが集結
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.03 09:47
外国主要メディアによる煙台・中韓煙台産業団地踏査活動が先月27日、中国煙台で行われた。仏AFP、韓国の中央日報、毎日経済新聞、ニュースピム通信社、日本の財経新聞、米ナショナルジオグラフィック、露ロシアトゥデイなど20余りの海外メディアの記者らが煙台を訪問し、中韓煙台産業団地を重点的に現地調査した。煙台市常務委員会の宣伝部部長を務める于永信氏は今回の行事の開幕式で祝辞を述べた。
于氏は「煙台と韓国の協力拡大の機会と時期がすでに到来し、韓中FTA協定の発効、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中、FTA協定締結後の後続談判の推進を加速させ、中国と韓国が自由貿易の時代に入った」と述べた。于氏は「煙台は中国の一帯一路建設の重要な拠点都市であり、山東省の素材新旧エネルギー転換総合試験区3つのうち核心地区の一つだ。中韓煙台産業地区を支える都市で、煙台市により大きな使命を与え、より重要な政策を任せた。特に山東自由貿易地区は中国国内3カ所の中韓産業地区(煙台、塩城、恵州)のうち唯一自由貿易地区が重なり、こうした地理的な特徴、環境、戦略、政策的な優勢などが調和するため、中韓煙台産業地区は対韓国協力、対外開放の場となり、韓国企業が必ず煙台で新たな発展の機会とより多くの恩恵を享受できるはず」と話した。
今年8月26日、中国国務院は中韓(山東)自由貿易試験地区の設立を許可した。8月31日、中国(山東)自由貿易試験地区内の煙台地区が運営に入った。煙台地区の総面積は29.99平方キロメートルにのぼり、煙台経済技術開発地区内にあるが、その中に中韓(煙台)産業地区と保税港地区西側区域の2つの国家級地区がある。山東事由貿易試験地区煙台地区の設立は、煙台に国家級重要開放プラットホームと創造・創意の機会を与えた。また煙台の創意的新発展の熱気をもたらし、さらに高い次元の対外開放の幕を開いた。