11カ月連続0%台超えられない低物価…通貨危機当時より深刻=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.03 09:09
消費者物価上昇率が11カ月連続で0%台を超えることができなかった。1965年に関連統計を集計し始めてから最長記録だ。
統計庁が2日に発表した「11月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は前年同月比0.2%上昇の104.87を記録した。4カ月ぶりにプラスに転換したが、依然として0%台の上昇率だ。物価は8月にマイナス0.04%で史上初のマイナスを記録し、9月にはマイナス0.4%と下落幅が大きくなった。10月は0%で横ばいを記録した。11カ月連続0%台を超えることができない物価上昇率は通貨危機直後の1999年2~9月に8カ月連続0%台を記録したより長い。
韓国政府がこれまで物価下落の主犯に挙げてきた農畜水産物価格は2.7%下がり、9月の8.2%、10月の3.8%より下落幅が鈍化した。それでも低物価状況は続いた。農産物・石油類などを除いた物価であるコア物価指数が依然として低いためだ。