平壌の西欧大使「北朝鮮の日常」ツイートを一斉に中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.02 10:45
北朝鮮で平凡な平壌(ピョンヤン)の日常をツイッターに載せてきた北朝鮮駐在の西欧大使がツイートを減らしている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が米朝非核化交渉期限と定めた年末が近づく中、北朝鮮当局が「外部遮断令」を出したためと解釈される。
平壌に駐在するスウェーデンのヨアキム・ベルイストロム大使は先月9日に平壌冷麺の写真をツイッターに載せて以来1カ月近く平壌関連の掲示物を出していない。10月の1カ月間に平壌の日常を30件ほど紹介したのとは対照的だ。一日に多ければ3件のツイートをしてきたベルイストロム大使は11月以降、事実上ツイッター活動を中断した。
ベルイストロム大使は10月15日に平壌でカタールワールドカップ(W杯)南北サッカー試合が初めて無観客・無中継で行われた際、現場の試合の動画をツイッターに載せて「平壌特派員」と呼ばれた。ベルイストロム大使は9月に平壌に赴任し、ほぼ毎日、平壌の住民、官公庁の姿をツイッターに載せてきた。