中国軍用機の韓国防空識別圏進入に…米国「韓国を強く支持」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.30 11:49

中国軍用機が２９日、東海（トンヘ、日本名・竹島）の韓国防空識別圏（ＫＡＤＩＺ）に無断進入したことを受け、米国務省が同盟国の韓国を強く支持する立場を表明したと、米政府系放送のボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）が３０日伝えた。

報道によると、米国務省は「中国の航空機が最近、韓国上空を侵犯したことに関連し、米国は我々の同盟である韓国と韓国の懸念を強く支持する」と明らかにした。続いて「同盟を防御するという米国の意志は非常に強い」と繰り返し強調した。

Ｙ－９偵察機と推定される中国の軍用機１機は前日、済州（チェジュ）南側に位置する離於島（イオド）近隣の韓中防空識別圏が重なる地域の上空に入って東海側に北上し、その後、南下する過程でＫＡＤＩＺに進入した。韓国空軍は戦闘機を出撃させて対応した。

この偵察機はＫＡＤＩＺを計２０分間ほど飛行して退却した。韓国側が無線交信を試みたが、飛行目的や経路については一切応答しなかった。