韓・メコン首脳会議…文大統領「漢江の奇跡、メコン川の奇跡に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.28 09:09
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月27日、釜山(プサン)で3泊4日間のASEAN外交戦を終えた。今年、韓・ASEAN対話関係樹立30周年を迎えて25~26日、第3回韓・ASEAN特別首脳会議が、27日には第1回韓・メコン首脳会議が開かれた。文在寅政府発足以来開催された最大規模の多国間首脳会議だ。
文大統領はこの日午後、フェイスブックを通じて「ASEAN10カ国と友情を築き、われわれはより多くの海の道を開いた」として「もう釜山から陸路で大陸を横切ることが残っている」と話した。文大統領は「険しい峠と様々な難関がわれわれの前にあっても架け橋国家の夢をあきらめることにはいかない」とし、「われわれは強大国の間で困難を経験する国でなく、強大国を互いにつなげて平和と繁栄を作る国になることができる。釜山がその出発地」と明らかにした。
文大統領はこれに先立ち、釜山で最後の日程として第1回韓・メコン首脳会議に参加した。2011年以来毎年長官級で開かれてきた韓・メコン会議が最高級に開催されたのは初めてだ。会議にはメコン川流域5カ国で、ラオスのトーンルン・シースリット首相、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問、タイのプラユット・チャンオチャ首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相が参加した。カンボジアの首相に代わってプラック・ソコン副首相兼外相が位置した。