韓経:日本「韓国、ホワイト国復帰に数年かかる」…青瓦台「長くは待てない」警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.27 08:34
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の条件付き延長決定をめぐる両国間の感情的な争いが続いている。GSOMIA延長をきっかけに韓国に対する日本の輸出規制が緩和されるという韓国政府の発表とは違い、日本はこれに否定的な立場を表している。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は22日、GSOMIA終了猶予決定を発表し、「(輸出規制が)長期間続くのは許容できない」と警告した。
毎日新聞は26日、日本政府関係者を引用し、「(韓国の) ホワイト国復帰まで数年かかる見通し」と報じた。GSOMIA問題と輸出規制を結びつけないという従来の立場を再確認した発言だ。
日本政府はホワイト国復帰の条件として▼2国間政策対話が開かれていないなど信頼関係が損なわれている▼通常兵器に関する輸出管理の不備▼輸出審査体制、人員の脆弱性--の3点の改善を主張する予定だという。これら条件は日本が持続的に要求してきたものだが、韓国政府は認めなかった内容だ。経済産業省の保坂伸貿易経済協力局長はこの日、自民党の会合で「3つがクリアされない限り、ホワイト国に戻すことはない」と述べたという。