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【コラム】韓国も核カードを検討する時

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.25 15:20
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青瓦台(チョンワデ、大統領府)が韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を猶予した。北朝鮮の軍事挑発が強まり、韓日軍事情報交流がいつよりも必要であり、韓日米安保協力が重要な状況であることを考慮すると幸いだ。GSOMIA破棄は韓日関係をさらに悪化させ、韓米同盟にもマイナスの影響を及ぼしたはずだ。

韓日関係の悪化と北朝鮮非核化交渉を見ると、文在寅(ムン・ジェイン)政権には戦略家がいないという気がする。ドイツ統一の主役ビスマルクのような外交の天才がいたとすれば、韓国が袋叩きのようにされる状況はなかっただろう。ビスマルクは19世紀後半、大小の連邦国の連合体にすぎなかったドイツを統一する過程で、周辺国を味方にする優れた外交術で国際情勢を主導した。

 
文在寅政権にビスマルクのような人物がいれば、韓国が直面した危機をどう解決するだろうか。ビスマルクなら、まずは大きな絵を描いた後、国益を最大限に確保できるカードを準備して局面を主導しただろう。韓国の最も大きな脅威は北朝鮮の核だ。核兵器は一発で数十万人の死傷者を出すことができる絶対的な武器といえる。核兵器を保有していない国は、先端通常兵器をいくら多く保有しても核保有国と競争することができない。

韓国としては北朝鮮の核を廃棄するのが最善だ。文大統領が最善を尽くして対話と妥協による非核化を進めるのは理解できる。問題は北朝鮮に核廃棄の意思がないというところにある。北朝鮮は核兵器を伝家の宝刀のように振りかざし、韓国を無視して米国を脅かす。文在寅政権は北朝鮮のミサイル挑発や暴言にも一言も言い返さず言いなりになる。このような状態が続くと、韓国は米国や中国・日本から重視されず、国際社会で孤立している。

非核化が失敗すれば、北の核を相手にするには韓国も核兵器が必要となる。韓国単独で核兵器を開発する場合、核保有国の米国と中国・ロシアが強く反対するはずだ。韓国としては日本を引き込む必要がある。日本も北朝鮮の核の脅威に露出している。両国ともに同盟を金銭に換算する米国の核の傘をいつまで信頼できるだろうかという疑問を抱いている。

韓日が「北の核に対応するには我々も核兵器が必要だ。北の核が廃棄されれば我々も核を廃棄する」というカードで米国を理解させる必要がある。米国が韓国・日本の核開発を受け入れなければ、米国の核の傘を北大西洋条約機構(NATO)レベルの核共有協定へと発展させるべきだと主張できる。中国・ロシアに対しては、核の拡散を望まないのなら最大限の圧力で北核廃棄に導くべきだと圧力を加えることができる。こうした点で日本は韓国と利害が一致する。ますます強まる米国や中国の一方主義外交形態に対応するためにも日本との協力は重要だ。このような日本と緊密な関係を結ぶどころか、歴史問題にこだわってさらに遠ざかるのは自害行為だ。

韓国は核カードで非核化議論の主導権を握ることができる。囲碁で先手が局面を導くように戦略家は外交関係で主導権を重視する。そうしてこそ韓国が望む方向に非核化の議論を導くことができる。今のように北朝鮮の言葉と行動に一喜一憂する状況が続けば、韓国の運命は五里霧中だ。

文在寅政権の脱原発政策も全面的に見直す必要がある。韓国が核兵器開発体制を構築するには原発技術をさらに高度化することが求められる。脱原発実験は韓国の現実とは合わず、原発生態系を破壊する副作用ばかりをもたらしている。文大統領が北朝鮮に振り回される指導者でなく、韓半島平和の設計者という評価を受けるには、大きな絵を眺めて局面を主導する外交安保政策を立てて実行しなければいけない。

チョン・ジェホン/コンテンツ制作エディター/論説委員

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