「日本の輸出規制の台風を突き抜けてきた4カ月、無傷だっただろうか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.25 09:29
日本の韓国に対する輸出規制が4カ月以上にわたり続いているが、韓国の半導体・ディスプレー業界の生産への支障はないことが確認された。これに対し韓国政府は国産化の成果を強調したが、業界は「自画自賛している時ではない」として緊張を緩めていない。
24日の関連業界によると、サムスン電子、SKハイニックス、サムスンディスプレー、LGディスプレーの4社はこのほど産業通商資源部に「日本の輸出規制による生産への支障は発生しておらず、下半期業績も被害を受けていない」という内容を伝えた。当初これら企業は日本が半導体・ディスプレー核心素材であるフッ化ポリイミド、フォトレジスト、フッ化水素なの3品目を規制品目に上げて緊張に包まれた。韓国政府は「日本の規制が素材・部品・装備自立の呼び水の役割をした」と評価した。
しかし業界の雰囲気は全く違う。A社関係者は「航海に出た船がお客を無事に乗せて港に帰ってきたといっても、順風の中を来たのと台風を乗り越えてきたのが同じはずがない」と話す。B社関係者もやはり「今回の局面で在庫を無理に節約して使わなければならなかったし、物品も迂回的に調達しなければならなかった。その間に費用増加がなかっただろうか」と話した。