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昌慶宮散策した文大統領夫人「日帝時代に毀損…復元中」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.24 11:31
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏が23日、韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議のためシンガポールのリー・シェンロン首相とともに公式訪韓したホー・チン夫人と昌慶宮(チャンギョングン)を散策した。金氏は昌慶宮について、「日帝時代に多く毀損された悲しい歴史を持っている」と説明した。ホー氏はシンガポール国営投資会社テマセクホールディングスの最高経営責任者(CEO)だ。

金氏はこの日午前11時から1時間ほどホー氏との散策を通じ両国の友好を確かめたとハン・ジョンウ副報道官が書面会見を通じて伝えた。

 
先に金氏は「一緒に昌慶宮を訪問できとてもうれしい。幼いころ昌慶宮の近くに住んでおりよく来ていた記憶がある」として昌慶宮との縁を紹介した。

金氏が「ホー氏が海外の歴史と文化を楽しんでいると聞いた。海外歴訪直後で疲れているだろうがこのように訪問してくださり感謝する」と歓迎した。これに対しホー氏は「韓国を経験し社会を見る良い機会と考える」と答えた。

金氏は昌慶宮が日帝時代に多く毀損された悲しい歴史を持っていると説明し、ホー氏も深い関心を見せた。

続けて金氏は宮廷庭園に対する説明も続けた。金氏は「韓国の人々は四季の自然を近くで感じて暮らしているが、きょうはホー氏とそうした機会を持つことができ本当にうれしい。宮廷を考証により復元する努力を尽くしている」と説明した。これに対しホー氏は「宮廷復元は市民の歴史意識を高揚させられる努力」と答えた。

昌慶宮内にある春塘池周辺の紅葉に対しても説明すると、ホー氏は「風にそよぐ姿が非常に美しい」と答えた。

金氏は朝鮮時代に昌慶宮内部にあった王妃の寝殿だった通明殿と来客の接待空間に使われた養和堂など宮廷の歴史と文化に対しても詳細に説明した。

金氏は「過去には経済成長に力を入れ歴史に対して深く関心を持てなかったが、いまでは多くの人々が歴史を学ぶなど関心を持つことになった」と話し、ホー氏は「ルーツを知ってこそ成長できる。歴史と過去を知るのは未来に向けた羅針盤になれる」と話した。

このほかにも両夫人は教育や経済など主要関心事に対し多様な対話を交わした。

一方、散策する間に昌慶宮を観覧中だった市民に金氏は自然にあいさつしホー氏を直接紹介したりもした。

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    昌慶宮散策した文大統領夫人「日帝時代に毀損…復元中」

    2019.11.24 11:31
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    文在寅大統領夫人の金正淑氏とシンガポールのリー・シェンロン首相夫人のホー・チン氏が23日午後、昌慶宮で散策している。[写真 青瓦台]
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