米国が動くと要求高める北朝鮮…「あらゆる脅威をなくしてこそ非核化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.20 16:45
米国が交渉の意向を示唆した中、北朝鮮がこれまで主張してきた「新しい計算法」の輪郭を表している。米国が動き出すと、直ちに交渉再開の条件を次々と出して要求を高めているのだ。最近立て続けに出している談話でだ。これまでは北朝鮮の非核化と米国の相応措置が同時に行われるべきという、大きな枠組みでの同時的、段階的な案だったら、今は「先に制裁緩和・体制保証、後に非核化」を公言した。
北朝鮮は18日、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮アジア太平洋平和委員長名義の談話で「非核化交渉の枠組みの中で朝米関係改善と平和体制樹立のための問題を共に議論するのではなく、朝米間で信頼の構築が先になければいけない」とし「我々(北朝鮮)の安全と発展を阻害するあらゆる脅威が完全に除去された後、非核化問題を議論することができる」と明らかにした。