【時論】すぐにNSC開いてGSOMIAについての激論始めよ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.19 09:39
米国国務省の「韓国担当4人衆」が最近ソウルに来て決心したように韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)維持を公開圧迫した。マーク・エスパー米国国防長官とマーク・ミリー統合参謀本部議長も今月15日、韓米安保協議会(SCM)はもちろん、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問した席でもGSOMIA維持の意見を表明した。ところが文大統領と青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「日本の態度変化があってこそGSOMIA延長を検討することができる」という従来の立場を繰り返した。
万一、GSOMIAが破棄され、在韓米軍防衛費分担金交渉まで爬行するなら、同盟の亀裂は火を見るより明らかだ。このようになれば在韓米軍縮小問題の公論化に飛び火する可能性を心配するほかはない。1953年韓米相互防衛条約の締結以来、両国が大切にしてきた安保機制が相次いで根元から揺れている。文在寅政府が任期の折り返し地点を回ったところで、韓米同盟の価値と信頼が審判台に上がった。