老いて孤独な韓国…教育費は減少 外食・病院費は増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.18 16:23
食料品と教育費の支出は減り、病院費など医療費の支出は増えている。少子高齢化、晩婚と非婚による1人世帯の増加など人口構造が変化し、消費形態も変わっている。
KEBハナ金融経営研究所が17日、公共データ分析を通じてこうした内容の報告書「国内人口構造変化による消費トレンド変化」を発表した。報告書によると、昨年の合計特殊出生率は0.98と、出生統計の作成を始めた1970年以降の最低値となった。晩婚と非婚の人口も増加している。平均初婚年齢は男性が33歳、女性が30歳と、1990年に比べて男女とも5歳ずつ高まった。その結果、1人世帯(28.6%)の比率が最も高く、次いで2人世帯(26.7%)、3人世帯(21.2%)、4人世帯(17.7%)などの順となった。
少子化ほど深刻なのが高齢化だ。韓国人の平均年齢は41.7歳と、20年前(32.3歳)に比べて10歳ほど高まった。昨年は65歳の人口が全体人口の14%を上回り、本格的な高齢社会に入った。