鄭景斗（チョン・ギョンドゥ）国防部長官がタイで日本・米国の国防相と会い、韓日軍事情報包括保護協定（ＧＳＯＭＩＡ）終了問題について議論する予定だ。

政府関係者によると、鄭長官は１７、１８日にタイ・バンコクで開催される第６回東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）拡大国防相会議に出席する。鄭長官は国防相会議への出席をきっかけに１７日にタイ現地で韓日会談と韓日米会談を行う。特に鄭長官は韓日米会談で韓日ＧＳＯＭＩＡ終了問題に言及するとみられる。

鄭長官は１５日、エスパー米国防長官と行った韓米定例安保協議（ＳＣＭ）の共同記者会見で、「日本が安保状況問題で信頼できないと述べながら輸出規制、ホワイトリスト排除措置を取った」と述べ、日本が解決の意志を見せるべきだという点を指摘した。このほか鄭長官はタイで開かれる防衛産業展示会場を訪問し、韓国の参加企業を激励する予定だ。

ＡＳＥＡＮ拡大国防相会議にはＡＳＥＡＮ加盟国（ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム）とアジア太平洋地域主要８カ国（韓国、米国、中国、日本、ロシア、豪州、ニュージーランド、インド）の国防相が出席する。