「北が10月発射のSLBM、2100キロ以上飛行可能…米打撃の可能性高まる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.11 15:58
北朝鮮が10月2日に発射した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の射程距離は2100キロ以上という分析が出てきた。3年前に試験発射した北朝鮮のSLBMに比べて1000キロ以上も長く、米本土に対する攻撃の可能性がさらに高まったということだ。
航空大学の張泳根(チャン・ヨングン)航空宇宙・機械学部教授が11日に公開した報告書「固体推進剤北極星3型SLBMの特性および性能分析」によると、北朝鮮が10月2日に発射したSLBMの射程距離は弾頭の質量によって2100-2800キロ程度と分析された。この報告書は当時公開された北極星3型の写真と10月の発射当時の飛行距離、高度などに基づき、このミサイルの諸元を推定した。張教授は「米国、中国、ロシアなどが開発して戦力化した初期のSLBMの概略的な大きさおよびSLBMを搭載する潜水艦の大きさなどを考慮すると、初期のSLBMの直径と似た大きさの諸元である可能性が高い」と説明した。