国の借金増加速度に「警告」送った国会予算決算委…「韓国はOECDで6番目」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.11 11:09
国の借金がこの18年間に年平均11%ずつ増えたという国会報告書が出された。経済協力開発機構(OECD)加盟国上位20%に属する速いスピードの増加率だ。
10日に出された国会予算決算特別委員会の「首席専門委員来年度予算案と基金運用計画案検討報告書」によると、2001~2018年の韓国の一般政府負債増加率は年平均11.1%だ。同じ期間の韓国の年平均経常成長率5.8%より1.9倍速かった。ここで一般政府負債増加率とは中央政府・地方政府負債に非営利公共機関負債を加えた金額を意味する。通常国同士の比較に使われる基準だ。
報告書はこうした増加率がOECD加盟36カ国のうち6番目だと集計した。韓国より高い国はラトビア(13.4%)、ルクセンブルク(12.8%)、チリ(12.6%)、エストニア(11.3%)、オーストラリア(11.3%)だった。最も低い国はスイスで0.7%だった。デンマーク(0.8%)、スウェーデン(2.2%)、ベルギー(2.8%)、ドイツ(2.8%)なども増加率が低かった。日本は韓国の30%水準である3.2%だった。イタリアとイスラエル(3.2%)と同じだ。