米国務省経済次官「ファーウェイの装備使うな」…米大使官邸のレセプションにLGだけ呼ばなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.08 09:51
米国務省のキス・クラーク経済次官が韓国の移動通信社に中国の通信装備会社であるファーウェイ(華為技術)の製品を使わないよう求める意向を伝えたということが7日、分かった。6日、米大使官邸で開かれたレセプションでだ。この日のレセプションにはジェームズ・ディハート米国務省防衛費分担金交渉代表、KTのファン・チャンギュ会長、SKテレコム関係者などが同席した。
当時、同席した政界要人はクラーク次官から「米国政府はファーウェイの通信装備に搭載した、いわゆる『バックドア』を通じて重要な情報がすべて中国に流出すると疑っている」として「韓国がファーウェイの装備を使えば敏感な軍事情報を共有することはできない」という趣旨の発言を聞いたと伝えた。
クラーク次官はファン会長と単独で対話をした。しかし、内容は明らかにされなかったという。クラーク次官が参加したレセプションには偶然にも韓国3大移動通信会社の中でLGユプラスだけが外された。LGユプラスはファーウェイの通信装備で通信網を構築した。米国側の反発を懸念してLGユプラスは主な軍事セキュリティー地域と米軍基地周辺の基地局は中国のファーウェイでない他国の会社の装備を設置した。米大使館がLGユプラス側を招待しなかったようだとこの政界要人は付け加えた。