「北ICBM、移動式発射」「発射する能力ない」ピンポンゲーム…その裏には文大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.07 11:37
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の運用能力をめぐって青瓦台(チョンワデ、大統領府)と外交安保機関の「反転のドラマ」が続いている。
発端は鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長が1日、国会運営委員会国政監査で「北朝鮮のICBMは移動式発射台(TEL)で発射することが難しい。東倉里(トンチャンリ)試験場が廃棄されればICBMは発射し難い」として「自信をもって申し上げる」と強調しながらだ。この発言は直ちに論議を呼んだ。その間、軍と情報当局の立場に相反するものだったためだ。キム・ヨンファン国防情報本部長は先月8日、国政監査で「北朝鮮は現在の移動式発射台でICBMを発射可能な水準まで高度化されている。現在ICBM級は移動式発射台で発射し、東倉里は他の用途で使うだろう」と話した。鄭室長の発言と180度異なるものだ。