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【時論】普遍的価値を無視すれば「中国の魅力」は蜃気楼になる=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.06 10:46
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韓米両国は2016年7月に北朝鮮の脅威に対応し防衛次元で高高度防衛ミサイル(THAAD)システムの導入を決めた。この時から始まった中国の不当な報復措置が現在まで続いている。

ついに文在寅(ムン・ジェイン)政権になり2017年10月に外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は「米国のミサイル防衛(MD)参加、THAAD追加配備、韓日米軍事同盟」をしないといういわゆる「THAAD3不」の立場を表明した。

 
これを契機に韓中両国が交流を正常化することにしてから学術交流は正常化したが、観光・文化分野では依然として「限韓令」が解ける兆しはない。

米ロチェスター大学音大オーケストラが12月に中国公演をする予定だったが、韓国人留学生団員3人に対するビザ問題が起き結局公演を延期した。音大学長は「中国側パートナーが『韓国人団員にビザは出せない』と知らせてきた」と理由を説明した。世界的なソプラノ 歌手スミ・ジョーさんもビザ発給に必要な公式招請状が届かず2年にわたり準備してきた中国公演を取りやめなければならなかった。

BTSをはじめとする韓国のアイドルグループや歌手の中国公演も不可能だ。中国は韓国旅行商品に「インターネット広告、クルーズ利用、チャーター機利用、ロッテ免税店立ち寄り禁止」を条件に掲げて中国人団体観光客の韓国行きを防いでいる。

問題は中国が韓国に対しいわゆる「グレーゾーン戦略」を動員しているという点だ。軍事的衝突を触発する臨界点に達していないのに、特定目標を達成するために民間人の行為なのか政府の政治・軍事的行為なのか紛らわしい措置をする戦略だ。

中国が南シナ海と東シナ海などで漁船や海上民兵のような(民間でもない)民間行為者らが海洋警察のような官用船舶を領有権紛争中である海域に投じて領海で行われるような行為を繰り返すことによりこの地域を事実上中国の主権地域化するのもこうした戦略の一環だ。

韓国に対する中国の政策は商業行為なのか軍事的挑発行為なのかが曖昧なグレーゾーンで行われている。THAAD配備に対する不当な経済報復に軍事的脅威が「適切に」加味されている。

2017年に文在寅大統領が習近平中国国家主席と首脳会談をして帰国した2日後に中国は韓国の防空識別圏(KADIZ)に軍用機を出撃させた。さらに7月には中国軍用機がロシア軍用機とともに事前通報なくKADIZに進入して韓国領空に近接飛行し、ロシア軍用機は独島(ドクト、日本名・竹島)領空まで侵犯した。10月29日には中国軍用機がKADIZに進入する前に韓国空軍に事前通報した。中国が強弱両面戦略を駆使した形だ。

米中貿易紛争が戦略競争の形態に飛び火する中で中国は米国の同盟国である韓国と日本を「潜在的敵対国」と見なす。韓日米安保協力態勢が堅固なら中国が韓国をグレーゾーン戦略の対象に上げられないだろう。

中国は北朝鮮の非核化の可能性が希薄になる中で韓国に恐中症を誘発させ韓日米が北朝鮮に対する「能動的封鎖戦略」に旋回することを防ごうとする意図とみられる。しかし中国のこうした動きは中国の国際的リーダーシップの限界をさらに鮮明に表わすだけだ。韓国企業だけでなく中国企業すら中国を離れてベトナムに行っている。韓国の大学生にとって中国関連講座の魅力はますます落ちている。

米国のトランプ政権は自由主義国際秩序の守護者の役割をしっかりとできなくなっている。こうしたタイミングで中国が国際社会の普遍的価値を尊重し周辺国関係をしっかりと管理すれば米国が本当に緊張しないだろうか。中国がよく考えなければならない部分だ。

キム・ソンハン/高麗(コリョ)大学国際大学院長、元外交部次官

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