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【グローバルアイ】90歳の韓国人監督を歓待したロンドンの映画ファンたち

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.05 13:23
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「親切に接するけど実は私は女性がよくわかりません。そのためか妻にもいつも罵られながら暮らしています(笑)」。

1日夕方、ロンドン都心のリージェントストリート劇場。90歳を超えたキム・スヨン監督が車いすに座って観客と対話をした。彼の1965年の作品『浜辺の村』が第14回ロンドン韓国映画祭の開幕作として上映された直後だ。夫を失った浜辺の村の未亡人の数奇な人生を描いた古典映画だが、「葛藤と争いなど女性に対し繊細に描写した」という反応が出てきた。

 
韓国映画誕生100周年を主題にこの映画祭を開催した駐英韓国文化院は時代別代表作60本ほどを紹介している。109本の映画を作り生き証人に挙げられるキム監督には「映画『波高』を見たが監督の影響を受けたようだ」という具体的な質問が客席から出た。キム監督は「当時は漁船が海で沈没する場面を撮る技術もお金もなかった。最近の映画は気をしっかり持たないとついていけないが、いま見られた私の映画は半分ぐらいうとうとしても理解できるだろう」と満足げだった。

韓国でも若年層には見慣れない古典にまで海外の観客が関心を見せるとむしろ監督が驚く表情だった。キム監督は「他の国では映画が終わった後に制作スタッフとの質問時間になると半分以上が出て行くが、みなさんはほとんどが残ってくれてありがたい」と話した。キム監督とともに映画『南部軍』を公開したチョン・ジヨン監督も観客から「映画のインスピレーションはどこで受けたか」「いま改めて映画を作るならどのように表現するか」という質問を受けた。チョン監督が「なぜこのように韓国映画を見に来られるのかむしろ私が問いたい」というほどだった。

ロンドンで韓国文化が紹介される頻度は増加している。グループ防弾少年団のウェンブリースタジアムでのコンサートの熱気は言うまでもなく、映画と美術、音楽など分野も多様だ。現代美術の中心に挙げられるテートモダン美術館でナムジュン・パイクの死後最大規模の回顧展が開かれている。新進作家の登竜門であるサーチギャラリーも韓国の若手アーティストの作品を何度も紹介した。

交流の歴史が長い日本の文化は英国でデザインのひとつの軸にまで定着した姿だ。住宅リモデリングを扱う英国のテレビ番組を見てみると日本風インテリアがよく使われる素材として登場するほど関心が多い。韓国は政府機関などが主導する水準から大きく抜け出せずにいる。英国で活動中の韓国人美術作家は「日本はすでに民間企業が芸術家の海外活動を大規模に支援するため駐英文化院の助けが必要ないほど」と話した。もう産業と文化的競争力を切り離すことはできない時代だ。

キム・ソンタク/ロンドン特派員

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