韓国、通貨危機当時より長い物価安…10カ月連続で上昇率1%未満
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.02 14:50
先月まで10カ月連続で1%未満の物価上昇率が続いているが、韓国政府はこれという解決策を見いだせずにいる。経済学界のほか国策研究所も国内外の消費が減少した「総需要減少」を原因と考えている。しかし政府は国際原油価格や農畜水産物価格など供給側の要因に目を向けていて需要側の対策にはつながらない状況だ。
統計庁が1日に発表した「10月の消費者物価動向」によると、先月の物価上昇率は前年同月比0%だった。物価は今年1月から7月まで0%台が続き、8月にー0.04%で過去初めてマイナスとなった。9月には-0.4%に下落幅が拡大した。10カ月連続で1%を下回ったのは通貨危機直後の8カ月連続(1999年2月-9月)より長い。