韓日「ルーザーゲーム」…首脳間解決のゴールデンタイムは長くない
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.11.02 11:23
先月、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が訪日したが、韓日関係には進展がほとんど見られない。読売新聞などは「李首相から早期の首脳会談を提案する文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を受けたが、日本政府は11月には首脳会談をしない方針を固めた」と伝えた。
当初タイ・バンコクで開催されるASEAN関連首脳会議など外交舞台で両国首脳会談が行われると期待されたが、容易でない状況ということだ。韓日首脳会談は昨年9月の米ニューヨーク会談を最後に1年以上も行われていない。
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が23日に終了するという点を勘案すると、両国首脳に残された「ゴールデンタイム」は決して多くない。しかし強制徴用被害者賠償判決、日本の輸出規制、GSOMIA終了など当面の懸案をめぐる両国の隔たりは依然として大きい。