文大統領の母、昨日葬儀ミサ…静かな大統領家族葬の前例を残した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.01 09:33
最高権力者の喪家はとても静かだった。長い弔問行列も、花輪もなかった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者や車両だけがたまに入り、遠いところから離れて見守っている記者のほうが多かった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の母、故・姜韓玉(カン・ハノク)さんの葬儀室の風景は異例的で独特だった。故人の葬式は釜山市南川洞(プサンシ・ナムチョンドン)南川聖堂で29日から31日まで3日間行われたが、家族や知人・隣人にその焦点が当てられた。現職大統領の母親の葬式は今回が初めてだ。青瓦台は文大統領の意向に従い、早目に家族葬に決めた。
このため、弔問や花輪も断った。文在寅政府初代行政安全部長官を務めた共に民主党のキム・ブギョム議員、金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通部長官、金慶洙(キム・ギョンス)慶南(キョンナム)知事、呉巨敦(オ・コドン)釜山市長、ヤン・ジョンチョル民主研究院長などが聖堂の正門で来た道を戻った。文在寅政府青瓦台第1期である任鍾皙(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長、パク・スヒョン前報道官なども釜山を訪れて聖堂付近で弔意を表わした後上京した。花輪は返送された。