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【グローバルアイ】韓国野球ののんきな「王朝」云々

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.01 08:11
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先月中旬、東京都内のホテルで開かれた「2019年日本プロ野球ドラフト会議」は地上波のTBSを通じて日本全国に生中継された。最高の新人を獲得しようとする12球団の競合は熱を帯びていた。160キロ台の直球を投げる「令和の怪物投手」佐々木朗希をめぐっては4球団が競合した。結局、くじ引きを当てたロッテが交渉権を握った。佐々木と共に「ビッグ2」で挙げられる投手の奥川恭伸に対する交渉権は読売、阪神との競争で勝ったヤクルトが獲得した。

ドラフトは野球人とファンの祭りだった。各球団の1位指名選手が呼称されるたびに、くじ引きで勝者が決まるたびに、全国が盛り上がった。緊張感の中でテレビを見守る選手とファンの表情が時々刻々と伝えられた。選手と家族を紹介する特集放送も編成された。他界した弟との約束を守った兄の話、苦労しながら息子をサポートしてきた親のストーリーだ。ドラフトから2週間が過ぎた最近は、交渉権を確保した球団の監督が学校で選手を訪ねて「必ず一緒にやりたい」と話す場面がテレビによく登場する。

新人指名に国全体が熱狂するのはプロ野球に劣らないアマチュア野球の人気のためだ。全国およそ4000チームのうち予選を通過した50チームだけが立つことができる甲子園の舞台は依然として最高の人気だ。「春の甲子園」(選抜高校野球大会)と「夏の甲子園」(全国高校野球選手権大会)の全試合をNHKが生中継する。

アマチュア野球の広い裾野があり、プロ野球の人気も高まっている。今季の日本プロ野球の観客数は歴代最多の2653万人、1試合あたりの平均観客(3万929人)も初めて3万人を超えた。

今季の観客数が728万人と昨年より10%減り、一昨年の840万人より110万人以上も少ない韓国KBOリーグの不振とは対照的だ。地方人気球団の没落とスターの不在が原因という。

アマチュア野球代表は最近、中国に2回も敗れた。このため韓国は東京オリンピック(五輪)出場も心配しなければいけない状況を迎えた。それでも野球の危機に対する深い省察や悩みが見られないのが我々の現実だ。

あっさりと終わってしまった今年の韓国シリーズの優勝チームについて「王朝かどうか」を云々する記事を見た。ファンが集まらないスポーツで「王朝」「伝説」に何の意味があるのだろうか。日本ではソフトバンクが日本シリーズ3連覇を達成したが、「王朝」という表現はほとんど見られない。いくら良い表現でもあまりにも使いすぎると価値が落ちる。

ソ・スンウク/東京総局長

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