韓経:韓国看板企業の収益性、ますます日米ライバル会社に押される
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.31 09:58
主要業種の韓国看板企業が7-9月期、日本や米国の企業に比べて低い収益性を示したことが分かった。
30日、大信証券によると、29日まで7-9月期の実績を発表したKOSPI(韓国総合株価指数)200上場企業の平均営業利益率(売り上げ比)は6.5%で、米国のS&P500(15.1%)と日本の日経225(10.0%)から遅れを取っていることが分析された。4-6月期もKOSPI200上場企業の平均営業利益率(3.6%)はS&P500(8.8%)よりも低かった。1-3月期(6.4%)基準でもS&P500(15.3%)と日経225(7.7%)に及ばなかった。韓国代表企業の収益性が日米の競争企業に比べて後れている現象が固定化するのではないかという懸念の声も聞かれる。
サムスン電子の今年7-9月期の営業利益率は12.42%で、米国内の情報技術(IT)業種代表企業のマイクロソフト(38.39%)やインテル(34.14%)に大きく離された。まだ同期の実績を発表していないアップルの4-6月期営業利益率(21.38%)と比較しても後れている水準だ。サムスン電子の営業利益率は昨年7-9月期だけでも26.8%で、アップル(24.93%)よりも高かった。