11月に多国間外交の舞台相次ぐが…文氏-安倍氏また握手だけ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.30 17:40
11月に「ASEAN+3(東南アジア諸国連合+韓・日・中)」首脳会議など多国間外交日程が相次いで予定されているが、韓日首脳会談の開催の可能性はまだ不透明なことが分かった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が天皇即位式をきっかけに安倍晋三首相に会って関係を改善することを提案したが、日本側は依然強硬な立場を見せた。
30日付けの読売新聞によると、日本政府は10月31日~11月4日にタイで相次いで開かれる「ASEAN+3」と「東アジア首脳会議(EAS)」、11月15~17日にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で安倍首相と文大統領 の首脳会談を見送る方針を固めたと伝えた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者はこれについて「公式発表ではない事案について政府が公式に対応する必要性を感じないため対応しない。ただ、韓日間の複数の問題を対話で解決すべきだという我々の意志は変わらない」と言うに留めた。
ASEAN+3とEASは日韓の首脳が毎年参加してきた。米国からも昨年、マイク・ぺンス副大統領が参加するなど、首脳級が毎年来ていた。一部では会談会場で両国首脳が立って話を交わす会合形態も言及されている。これについて外交消息筋は「その可能性は今のところ半々」と伝えた。開催が迫っているのに首脳間の日程が確定していないということは、それだけ可能性が低いということだ。